怖いエロゲ

きまぐれテンプテーションというエロゲをやった。

最近オカズが似たりよったりだったので1年ぶりくらいにエロゲを買おうと思い購入した。値段は3600円くらいでリーズナブルなのだけど、攻略キャラは1人という感じだったので2日で全エンドを見れるくらいのボリュームだった。

 

僕はビジュアルと値段だけで選んだが、きまぐれテンプテーションとググると予測に「怖い」と出てきたので、ネタバレはなるべく見ずに怖いエロゲをやってみた。エロゲには鬱になるゲームとか人が死ぬゲームとかセーブデータを消してくるゲームがあるとか聞いているが、実際僕が今までしてきたエロゲはほぼ抜きゲーが1作品と、spriteのエロゲを2つやったことあるだけなので怖いエロゲは初めてだった。DDLCはやったことあるけどエロゲでは無いので。

 

全エンドを回収した感想としては、エロかホラーかどっちかでいいのでは?となった。僕は抜く気マンマンでプレイしているのでHシーン事にしっかり致しながら進めていたが、ホラーなシーンをやった後にHをしたり、Hをしていたらホラーになったりと忙しかった。

ホラーシーンは普通に怖かった。主にビジュアルが怖くてちょっと気分が悪くなるくらいだった。ただ、急に出てきてびっくりみたいな怖さはなかったので良かった。

ちょっと脱線するが、ホラーの怖さには色々種類があって、急に出てきてびっくりというものとか、意味がわかると怖い話のように文面からじわじわと来るものとか、このエロゲみたいにビジュアルが不気味というものとかあると思っている。ただ、びっくり系の怖さはなんだか安直だなと思ってしまう。やはり文章やビジュアルで怖さを表現するのはすごいな思う。と、モニカが言ってた。

このエロゲの話に戻ると、個人的にはホラーでめちゃくちゃ気分を下げてからのハッピー(?)エンドというのが好き。というかDDLCが好き。DDLCの好きなところは一見ただ怖がらせるだけのホラーゲームと思わせといて、最後に今までのホラーに意味を与えて来るところ。実際DDLCやこのエロゲをやって思ったが、怖いゲームってものすごく怖くて、やはりプレイヤーがゲームの主人公と一体化していることによって、臨場感が増しているせい。そのくせ主人公の選択肢は現実よりも窮屈で、逃げられない。その臨場感と閉塞感が怖さを映画や小説よりも引き立てていると思う。そのゲームというホラーを恐怖をいくらでも膨らませられる媒体で恐怖だけを与えるのは簡単のように思える。そこで、その恐怖をただ恐怖で終わらせないということが僕の好きなものだと思う。

それで言うとこのエロゲのトゥルーエンドはまあ悪くはなかったけど、ホラー要素を置いていったのであまり腑に落ちていない。こんなもんなのか怖いエロゲは。どのルートでも救われないよりは何倍もマシだとは思うが。

 

怖いものは特に好んで摂取しているつもりでは無いし、複数キャラのエロゲがやりたくなったのでほかの純愛系のものをやりたいと思う。怖かった。

皆さんもぜひやろう!きまぐれテンプテーション

 

https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/silkysall_0033/